国内総生産、G20中心でながめる。

ただただ感想を述べているだけです。中身無いです。

 

国内総生産GDPという呼び名でお馴染みですが、かなりザックリ言うと『国内の儲け』らしいです。内容は民間の消費と投資、政府の支出、それから貿易収支が反映されます。

政府の支出もGDP。つまり、公務員の給料もGDP?日本は公務員減らしたり公共事業減らしたりしてますけど、これってGDP低迷の一要素なのでは?マスコミが「政府はムダ金を使うな!」みたいに言ってるけど、政府がお金を使えばGDP伸びるんじゃ……。

ああ、あと【名目GDP】と【実質GDP】の二種類あって、前者は各国通貨価値の変動で実際はマイナスなのに数字の上ではプラス~みたいなズレがたまに起こるそうです。でも、IMFも国連も名目で出してるから、そっちのデータ使います。米ドルが世界の基準!

 

参考:世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF) – Global Note

 

 

データは194か国で世界全体では875兆5244億米ドル。桁が大きすぎてワカラン

ランキングは上位20位。数字が並んでて見づらいので、パーセンテージを横につけときます。

 

 

順位 国名 単位/百万米ドル 全体に占める割合
1 アメリカ合衆国 21443225 24.49%
2 中華人民共和国 14731806 16.82%
3 日本国 5079916 5.80%
4 ドイツ連邦共和国 3861550 4.41%
5 インド 2868930 3.27%
6 英国 2830764 3.23%
7 フランス共和国 2715818 3.10%
8 イタリア共和国 2001466 2.28%
9 ブラジル連邦共和国 1839077 2.10%
10 カナダ 1736426 1.98%
11 ロシア連邦 1702496 1.94%
12 大韓民国 1646739 1.88%
13 スペイン王国 1394270 1.59%
14 オーストラリア連邦 1387085 1.58%
15 メキシコ合衆国 1258206 1.43%
16 インドネシア共和国 1120141 1.27%
17 オランダ王国 907151 1.03%
18 サウジアラビア王国 792967 0.90%
19 トルコ共和国 760940 0.86%
20 スイス連邦 704825 0.80%
29 アルゼンチン共和国 444458 0.50%
38 南アフリカ共和国 351354 0.40%

 

赤文字はグレートな先進七か国。G20のアルゼンチンと南アフリカが上位20位に入れなかったので、付け足しておきます。毎回思うけど、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国って名前長いわ。

んで、G20メンバーといえば欧州連合がいたの、すっかり忘れてた。欧州連合は中国と日本の間に入ります。

アメリカと中国だけで、全体の4割を占めています。とんでもないぜ!中国が一時期『G2』だの『太平洋を米中で分ける』だの大きなことを言ってましたが、まあ納得。ただ、アメリカさんは自身のGDPの七割までに成長した日本を経済的に叩き潰した過去があるので、多分中国も叩き潰される。

中国が10年くらいで劇的に伸びましたが、同じようにインドもここ数年でメチャクチャ伸びてる。インドネシアも人口が多い国ですが、ここいらのアジアの国は人口ボーナスもあると思う。

逆に人口の割に上位にいるのはオランダやスイス。スイスは金融でやってる国なので、単純な労働人口以上に稼いでる印象。

新興国BRICS』などと言われていた南アフリカくん、順位はだいぶ下です。人口も少なくないのになぁ。海上貿易はユーラシア大陸の海沿いが主要な場所なので、アフリカ大陸の端っこ南アは大変そう。アフリカ各国がもうちょい豊かになれば交易がし易くなるだろうけど。